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東大入試の漢字書き取り問題

受験勉強って偏った知識、重箱の隅をつつくような難しい知識の暗記をやたらと要求するというイメージがあるかもしれないが、本当にそうだろうか?
今年の東大入試の国語(現代文)の漢字書き取り問題はこれである。

・カクトクできる
・コウケツな人柄
・イゼンとして

拍子抜けした方もおられるだろう。
この通り、中学~高校程度の問題である。

まあ、中には本当にどうしようもない知識偏重の問題を出す大学もあることにはあるのだが、少なくとも東大入試に関してはそういう認識は正しくない。
それでも疑うのならば、例えば日本史・世界史・地理の問題を一度見てみるがよい(河合塾のサイトに載っている)。
私自身経験者だから言う、少なくとも東大入試に関しては、知識偏重でない、総合的な学力を試す試験である。
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コメント 2

凍え馬

 大学入試が知識偏重という一般的な認識は、私立大学の社会科系の科目の試験問題のイメージから来ているものではないかと思います。多い大学で東大の3倍近い受験生を捌かなければならないわけで、そのような状況では東大の入試問題のような思考力の高さを問うような問題を出題できないでしょう。そうなると、重箱の隅をつつくような知識問題も出題されるでしょうが、それを入学試験制度全体の問題であるかのように考えるのはいき過ぎでしょう。

 そうはいっても、入試問題を解くために一定の知識量を要求することは当たり前の話です。そもそも、前提知識を十分に備えなければまともに物事を考えることはできませんし、前提知識を欠いた思考というのは単なる妄想と区別がつきません。戦後左翼というのはまさにそういう連中だと思います。左翼的知識人というのは言語的思考を構築するのは非常に上手いですが、前提が狂っているために述べていることは机上の空論でしかありません。

 「知識偏重」の是正のためと言って、知識をおろそかにされては非常に困ります。教養豊かな人材というのは、豊かな知識と強靭な思考力の両方を併せ持っている人のことを言うのだと私自身は考えていますが、これらは車の両輪がごとく両方ともが不可欠なものだと思うのです。しかし、今の教育改革は前者を蔑ろにする方向に進んでいるのではなかろうかと懸念してしまうのです。
by 凍え馬 (2015-05-30 18:01) 

聖Judyのほうき星

コメントありがとうございます。

ご指摘の通り、一部の私立大で悪問を出す傾向があったので(今はどうかな)、大学入試が叩かれるのです。
とはいえ、これもご指摘の通り、大学側にも事情があります。
入試と言っても一回だけではなく、学部ごとに異なる問題を出したり、さらには何日も入試日を設けたりして、入試作問の負担が過大になり、結果として問題の質が雑になるのです。

そして、「知識」も重要であることはもちろんです。
東大入試もある程度の知識がなければ解けません。
知識はいわば料理の素材のようなもので、料理の腕(論理的思考力など)が達者でも素材がなければ、あるいは、質が悪ければ、いい料理はできません。
私の専攻する応用数学でもそうです。
数学といえば「暗記」しなくていいというイメージがあるかもしれませんが、先達たちの研究内容を頭に詰め込んで、問題解決のパターンが頭に蓄積されなければ、新しい研究はできません。
by 聖Judyのほうき星 (2015-05-30 23:21) 

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